殻粉(読み)カラコ

デジタル大辞泉 「殻粉」の意味・読み・例文・類語

から‐こ【殻粉】

ふすま
米の粉や小麦粉で作った団子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「殻粉」の意味・読み・例文・類語

から‐こ【殻粉】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小麦をひいて粉にしたあとに残る皮のくず。家畜飼料洗い粉などとして用いる。ふすま。殻粉の滓(かす)。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「もみち・からこ こむぎのかす」(出典:女中言葉(1712))
  3. 米を水につけてふやかし、搗(つ)きくだいたもの。のちに米の粉の団子や、小麦粉の団子をもいう。からこ団子。粢(しとぎ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android