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団子 だんご

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

団子
だんご

餅加工品の一種。もち米,うるち米を主とし,ときにはとうもろこし粉,小麦粉,あるいはじゃがいもなどのデンプンを丸めて蒸したもの。多くの場合竹の串に刺し,あんや黄粉をまぶし,また焼いて醤油をつけて食べる。

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デジタル大辞泉の解説

だん‐ご【団子】

米や雑穀の粉をこねて丸め、蒸したりゆでたりしたもの。あん・きな粉をまぶしたり、焼いて醤油をつけたりして食べる。「花より団子」「黍(きび)団子
1のように丸いもの。また、ひとかたまりになったもの。「ひき肉を団子にする」「走者がゴール直前で団子になる」

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百科事典マイペディアの解説

団子【だんご】

穀類の粉を水でこねて丸めて蒸したりゆでたりしたもの。餡(あん)や黄粉(きなこ)をまぶしたり串(くし)に刺して焼く。本来は神仏の供物で,彼岸団子,死者の枕(まくら)団子など特に仏事に用いることが多い。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典の解説

だんご【団子】

穀類の粉をこねて小さく丸め、蒸したりゆでたりしたもの。あずきあん、きな粉、砂糖じょうゆのたれなどをからめた和菓子をいうことが多い。

出典|講談社
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大辞林 第三版の解説

だんご【団子】

穀類の粉をこねてまるめ、蒸したり、ゆでたりした食品。あん・きなこなどをつけて食べる。 「月見-」
まるく固めたもの。 「土-」 「肉-」
ごちゃごちゃとひとかたまりになっているさまをいう語。 「スタート直後なので選手たちはまだ-になって走っている」 「 -レース」
うまくまるめこむこと。丸くおさめること。 「このさわぎに亭主出て…やうやうと-にして此なりをしづめる/洒落本・青楼松之裡」
家紋の一。串刺しにした団子をかたどったもの。団子は三個が普通で三串団子・三通みつどおしともいう。敵の首を団子に擬した武家の記念的な紋。串団子紋。
[句項目]

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

団子
だんご

米、麦あるいは蕎麦(そば)、粟(あわ)、黍(きび)など穀類の粉をこねて丸め、蒸しまたはゆでたもの。しょうゆのつけ焼きにしたり、きな粉や餡(あん)、またごまやくるみのたれをつけて食べる。餡を中に包み、表面にごまやきな粉をまぶす例もある。
 団子の語源については、(1)団喜(だんぎ)の転、(2)粉を練り団(あつめ)たもの(団は聚(しゅう)・集の義)、(3)形が丸いところから(団は丸いの義)、などの説がある。団喜は古代に中国から伝来した8種の唐菓子(とうがし)の一つで、『和名抄(わみょうしょう)』ではこれを歓喜団(かんぎだん)の別名としている。歓喜団(歓喜丸とも)は経典にもみえる菓子で、仏教の守護神である歓喜天(聖天(しょうてん))に供えるところからこの名がある。『嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)』(1830成立)には「団喜は俗に団子というものの形にてあんを包める」とあるが、その形状は、巾着(きんちゃく)形で上部は八つのひだが広がった形となっている。生地(きじ)は米粉を水で練り、薄く伸ばして型抜きで丸く打ち抜き、小豆(あずき)のさらし餡を包んで形を整えてごま油で揚げる。さらし餡には、丁子(ちょうじ)、ごま、桂心(けいしん)、白檀(びゃくだん)、肉桂(にっけい)、甘草(かんぞう)末など不老強精の素材が混入されたが、現在では単純なさらし餡となっている。
 しかし、食物に限らず物を丸めることはごく自然な作業であり、団子の原形をあえて団喜に求める必要はないのかもしれない。『物類称呼』(1775成立)によれば、伊勢(いせ)(三重県)では団子を「おまり」(御鞠)、群馬地方では月見団子を「おまる」といった。いずれもその形状によるものである。また、女房詞(ことば)で団子のことを「いしいし」といったが、これは「美(い)し」を重ねた語で、おいしいものの意であり、各地の方言にも同じ語があった。
 団子は古くから常食として用いられたが、節供などの物日(ものび)につくることが多かった。餅(もち)はめでたいときに、団子は仏事などにとする所もあるが、この傾向は全国的ではない。慣習と団子のつながりからいえば、正月の二十日(はつか)団子、春秋の彼岸団子、春の花見団子、秋の月見団子、死者の枕頭(ちんとう)や墓前に供えた枕(まくら)団子などがある。このうち彼岸や仏生会(ぶっしょうえ)などにはよもぎ団子がつくられた。名刹(めいさつ)の門前土産(みやげ)に草団子を多くみかけるのは、そうした慣習の名残(なごり)である。月見団子や枕団子は餡やきな粉を用いない素(しろ)団子である。[沢 史生]

名物団子

『宗長(そうちょう)日記』の大永(たいえい)4年(1524)6月に、駿河(するが)国(静岡県)宇津の山の茶店では昔から十団子が名物と記されている。また寛永(かんえい)年間(1624~1644)成立の『毛吹草(けふきぐさ)』には、京都の七条編笠(あみがさ)団子、御手洗(みたらし)団子、稲荷(いなり)染団子、摂津(大阪府)の住吉御祓(おはらい)団子、近江(おうみ)(滋賀県)の柳団子があり、1787年(天明7)刊の『江戸町中喰物(くいもの)重宝記』は、さらしな団子、おかめ団子、よしの団子などをあげている。今日の名物としては、熊本の彦(ひこ)しゃん団子、岡山の吉備(きび)団子、京都・高山のみたらし団子、宇治の茶団子、新潟の笹(ささ)団子、東京では向島(むこうじま)の言問(こととい)団子、日暮里(にっぽり)の羽二重(はぶたえ)団子、柴又(しばまた)の草団子などが有名。また木曽(きそ)・東濃地方には御幣餅(ごへいもち)の一種の団子御幣があり、いずれも庶民の菓子として親しまれている。[沢 史生]

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世界大百科事典内の団子の言及

【だんご(団子)】より

…ただし,平安時代に行われていた唐菓子の一種に団喜(だんき)というのがあり,日本最古の料理書とされる《厨事類記(ちゆうじるいき)》を見ると,団喜は今のだんごとよく似たものだったようである。また,《拾芥抄(しゆうがいしよう)》には〈団子(だんす)〉というのが八種唐菓子の中に名を連ねている。〈団子〉の語は《新猿楽記》に見え,おそらくこれが初見と思われるが,室町期には多く見られるようになり,〈団粉〉とも書かれた。…

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