毫頭(読み)ごうとう

精選版 日本国語大辞典 「毫頭」の意味・読み・例文・類語

ごう‐とうガウ‥【毫頭】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「毫」はとがった細毛の意 )
  2. 毛の先端。また、筆先
    1. [初出の実例]「雖然乃得毫頭点出」(出典空華日用工夫略集‐永徳二年(1382)四月二日)
  3. きわめてわずかなこと。微少。寸毫(すんごう)。毛頭。
    1. [初出の実例]「仮初(かりそめ)にも此理に戻ることは毫頭も出来ないものでござる」(出典:百一新論(1874)〈西周〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android