民主進歩党〔台湾〕

山川 世界史小辞典 改訂新版 「民主進歩党〔台湾〕」の解説

民主進歩党〔台湾〕(みんしゅしんぽとう)

台湾政党略称民進党。台湾で新政党設立が禁止されていた時期(「党禁」),反国民党勢力は「党外」と称して1970年代後半から地方選挙で結集,82年「台湾前途の住民自決」を中心とする共同政見を採択した。84年党外公共政策研究会を結成して選挙活動を後援した。86年,「党禁」政策下で民主進歩党を結成し,万年国会の全面改選や台湾独立を綱領とした。90年代,地方選挙や国会議員選挙で躍進し,2000年陳水扁(ちんすいへん)の総統当選で政権政党となった。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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