気が置かれる(読み)きがおかれる

精選版 日本国語大辞典 「気が置かれる」の意味・読み・例文・類語

き【気】 が 置(お)かれる

  1. 気がねをする。遠慮気持が出る。
    1. [初出の実例]「御手かけも相馬の家は気がおかれ」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一二(1762)仁三)
    2. 「まだ遇はぬ伸の父母にも気が置かれるし」(出典:三畳と四畳半(1909)〈高浜虚子〉四)
  2. 気になる。心配になる。
    1. [初出の実例]「もとよりこれをみし男はとかく気がおかれ、あいそづかしもされんかとなみだぐみ」(出典:人情本・春色梅児誉美(1832‐33)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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