気を懲らす(読み)きをこらす

精選版 日本国語大辞典 「気を懲らす」の意味・読み・例文・類語

き【気】 を 懲(こ)らす

  1. ひどい目にあって二度としまいという気になる。こりごりする。
    1. [初出の実例]「是を見て此御奉公にも気(キ)を懲(コラ)し、御暇申請けて」(出典浮世草子好色一代女(1686)三)
  2. 苦心する。気苦労をする。心を痛める。
    1. [初出の実例]「それ気をこらし相わづらい、とく申上べき御事延引申上候」(出典:浮世草子・本朝桜陰比事(1689)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 こら 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む