気乗薄(読み)きのりうす

精選版 日本国語大辞典 「気乗薄」の意味・読み・例文・類語

きのり‐うす【気乗薄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 気が進まないこと。物事をする気のないこと。気がのらないさま。
    1. [初出の実例]「客は合点して、『あいよ』とその言葉通りに実に巧く振込みましたが、心中では気乗薄(キノリウス)であったことも争へませんでした」(出典幻談(1938)〈幸田露伴〉)
  3. 取引所で、人気が引き立たない市況。売買しようという気分が出ないこと。〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 心中 実例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む