精選版 日本国語大辞典 「気儘頭巾」の意味・読み・例文・類語 きまま‐ずきん‥ヅキン【気儘頭巾】 〘 名詞 〙 黒い絹で面部をおおい、目だけ出るようにした頭巾。奇特頭巾(きどくずきん)。どもこもずきん。きまま。《 季語・冬 》[初出の実例]「花ぞ雲気儘頭巾の天乙女〈皆古〉」(出典:俳諧・軒端の独活(1680)乾)[その他の文献]〔随筆・我衣(1825)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の気儘頭巾の言及 【頭巾】より …なお丸頭巾の左右,後方にたれさげて首筋を保護する錣(しころ)とよぶ布をつけたものを錣頭巾,熊坂頭巾とよんだ。また丸頭巾の前面に覆面布をつけた覆面頭巾,気儘(きまま)頭巾,猫頭巾などもある。角形の頭巾はほぼ四角形の袋形で,そのままでも用いるが,後ろに錣布をたらした宗十郎頭巾というのもある。… ※「気儘頭巾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by