気疎無げ(読み)きょうとなげ

精選版 日本国語大辞典 「気疎無げ」の意味・読み・例文・類語

きょうと‐なげケうと‥【気疎無なげ】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 形容詞「きょうとい」の語幹に、接尾語「ない」の語幹「な」と接尾語「げ」の付いたもの ) きょうといさま。
    1. [初出の実例]「エエけうとなげな身も顔も泥だらけ」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android