精選版 日本国語大辞典 「気疎」の意味・読み・例文・類語 け‐うとまし【気疎】 〘 形容詞シク活用 〙 いとわしい。うとましい。恐ろしくて、いやである。けうとい。[初出の実例]「今年いかなるにか大風吹き、なゐなどさへふりて、いとけうとましき事のみあれば」(出典:栄花物語(1028‐92頃)花山たづぬる中納言) きょうとケうと【気疎】 ( 形容詞「きょうとい」の語幹 ) 恐ろしいこと。気味の悪いこと。また、興ざめなこと。あきれたこと。多く感動表現に用いる。[初出の実例]「ヲヲけふと・約束同士が取違へ」(出典:雑俳・さざれ石(1730)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by