大風(読み)オオカゼ

  • おおかぜ おほ‥
  • おおかぜ〔おほ〕
  • おおふう おほ‥
  • おおふう〔おほ〕
  • たいふう

デジタル大辞泉の解説

強く激しく吹く風。暴風
[名・形動]
おごり高ぶって、人を見下すような態度をとること。また、そのさま。横柄(おうへい)。
「―に鼻音で答えると、急に言葉使いまでがぞんざいになって」〈里見弴多情仏心
気が大きくて小さなことにこだわらないこと。また、そのさま。
「江戸子の物買ふ様に―に買うた所が」〈滑・浮世風呂・四〉
強い風。おおかぜ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 強い風。激しく吹く風。
※書紀(720)皇極二年正月(北野本訓)「辛酉に大風(オホカセふ)く」
※大鏡(12C前)五「なに事も行はせたまふをりに、いみじき大風ふき、なが雨ふれども」
〘名〙 (形動)
① えらぶって人を見くだすような態度であること。また、その言動。傲慢(ごうまん)。尊大。横風(おうふう)。大柄(おおへい)
※浮世草子・諸芸独自慢(1783)二「ひゃうひゃくたらたら大風に、誹諧は貞徳宗因に劣らじと」
② 小さいことにこだわらないで、気が大きいこと。金持ちらしく、おうようなこと。
※洒落本・遊僊窟烟之花(1802か)三「大ふうな事をいふよふだが、これでも灯籠の内抱に祝義も出したもんだよ」
〘名〙
① はげしく吹く風。強い風。おおかぜ。
※続日本紀‐大宝元年(701)八月甲寅「播磨、淡路、紀伊三国言。大風潮漲、田園損傷」 〔管子‐七臣七主〕
② 西風の異名。〔詩経‐大雅・桑柔〕
③ 古く、ハンセン病の異称。〔塵袋(1264‐88頃)〕 〔黄帝内経素問‐長刺節論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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