気管支瘻(読み)きかんしろう(その他表記)bronchial fistula

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「気管支瘻」の意味・わかりやすい解説

気管支瘻
きかんしろう
bronchial fistula

気管支胸腔と,あるいはさらに胸腔外とも交通している状態で,空気漏洩が起る。かつては肺結核によるものが多かったが,最近は肺癌などの手術合併症としてみられ,膿胸を併発していることが多い。治療は,状態に応じて気管支断端再切除,肺葉切除,胸郭成形などを行う。

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