気詰まる(読み)きづまる

精選版 日本国語大辞典 「気詰まる」の意味・読み・例文・類語

き‐づま・る【気詰】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 周囲相手に気がねをして、心がのびのびしない。窮屈に感じる。息がつまる思いがする。
    1. [初出の実例]「烏帽子は気詰りて一日も著られぬと」(出典:政談(1727頃)二)
    2. 「昌倫はちょっとその空気をつかみかねて、気づまっていると」(出典:後裔の街(1946‐47)〈金達寿〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android