気迷(読み)きまよい

精選版 日本国語大辞典 「気迷」の意味・読み・例文・類語

き‐まよい‥まよひ【気迷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あれこれと判断に心が迷うこと。心が乱れて判断に苦しむこと。また、その結果、まちがった判断をすること。また、そのまちがった判断。
    1. [初出の実例]「娘にひけを取らすまい為おれが気迷ひ」(出典:浄瑠璃・艷容女舞衣(三勝半七)(1772)下)
  3. 相場動向の見通しがつかなくて、売買ともに人気の定まらない状態。〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android