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三勝半七 サンカツハンシチ

大辞林 第三版の解説

さんかつはんしち【三勝半七】

1695年、大坂千日寺墓地で心中したと伝える美濃屋三勝と赤根屋半七の情話。人形浄瑠璃「艶容女舞衣はですがたおんなまいぎぬ」などに脚色された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

三勝半七
さんかつはんしち

艶容女舞衣」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三勝半七
さんかつはんしち

浄瑠璃(じょうるり)、歌舞伎(かぶき)の一題材。1695年(元禄8)12月7日、大坂千日の墓所で心中した大和(やまと)国(奈良県)五条新町の赤根屋(あかねや)半七と女舞(おんなまい)の芸人(一説には島の内の下級遊女)美濃屋(みのや)三勝(本名おさん)をモデルとする。事件直後、大坂の岩井半四郎座で上演された『茜(あかね)の色揚(いろあげ)』をはじめ多くの作に脚色されたが、なかでは浄瑠璃『艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)』が有名。新歌舞伎に大森痴雪(ちせつ)作『あかね染』がある。[松井俊諭]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の三勝半七の言及

【三七全伝南柯夢】より

…2人は親への孝をはたせず,自決を決意して千日寺に赴くが,そこにはすべての因果のもつれを懺悔した半七の父半六と,おさんの実母で蟻松家夫人の敷波が自裁していた。歌舞伎,浄瑠璃で有名な三勝半七の情話を素材に,明代の戯曲《南柯夢》などを付会して,男女の仲,親子の間にも正義と節操が必要であることを高らかにうたいあげた,馬琴の読本の中の佳作の一つ。女に要求される貞操は,男子にもおのずから要求される義であるとする思想がアピールして,好評を得ていた。…

※「三勝半七」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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