水せっけん(読み)みずせっけん(その他表記)liquid soap

日本大百科全書(ニッポニカ) 「水せっけん」の意味・わかりやすい解説

水せっけん
みずせっけん
liquid soap

本来は、公衆手洗所のせっけんとして製造されたもので、やし油主体として、これにオレイン酸を加え、水酸化カリウムによってけん化したものである。透明性を増すためにエタノールエチルアルコール)あるいはグリセリンが加えられることがある。通常は色素で薄緑色に着色し香料を加える。最近では水せっけん以外に、シャンプーや台所洗剤として液状のものが用いられるようになった。シャンプーは硫酸ドデシルナトリウムのトリエタノールアミン塩などを主成分とし、きめの細かい泡をつくるようなくふうがしてある。台所用洗剤は陰イオン界面活性剤を主成分とし、溶解度を高くするための助剤としてトルエンスルホン酸やキシレンスルホン酸塩が加えられ、さらに手荒れ防止剤として長鎖アミンオキシドが加えられる。欧米ではヘビーデューティー(重質)洗剤の一部が液状で市販されているが、日本ではまだ市販されていない。

[早野茂夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む