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やし油 やしゆcoconut oil

翻訳|coconut oil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

やし油
やしゆ
coconut oil

ココヤシの果実の核の胚乳から圧搾法によって得られる脂肪。白色から淡黄色で特有の臭気がある。融点 23~26℃。カプリル酸 5.5~9.5%,カプリン酸 4.5~9.5%,ラウリン酸 44~52%,ミリスチン酸 13~19%,パルミチン酸 7.5~10.5%などの飽和脂肪酸オレイン酸 1.5~2.5%,リノール酸 1.5~2.5%などの不飽和脂肪酸不鹸化物 0.15~0.6%などを含む。石鹸,マーガリン可塑剤などの原料とされる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

やし油
やしゆ
coconut oil

ヤシ科のココヤシの果実の核から得られる脂肪。核の含油部分を乾燥したものをコプラcopraという。このコプラから圧搾法により採油される。コプラ油とも称する。コプラの品質は乾燥に左右され、水分が多いものはカビを生じ、油が酸敗するから、水分を8%以下にする必要がある。コプラの乾燥度は、やし油の品質、収量に影響を及ぼす。コプラの形で東南アジアなど熱帯原産地から輸出される。含油量65~75%。マーガリン、カカオ脂代用品(水素添加やし油)、せっけん高級アルコール脂肪酸グリセリン原料として用いられる。なお、パーム核油はやし油にきわめて類似した成分を有している。[福住一雄]

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