水は逆様に流れず(読み)みずはさかさまにながれず

精選版 日本国語大辞典 「水は逆様に流れず」の意味・読み・例文・類語

みず【水】 は 逆様(さかさま)に流(なが)れず

  1. 物事には順序があること。また、なにごとも自然の流れにしたがうべきであるということ。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. [初出の実例]「おウれンも早く倚たかったけれどナ。水(ミヅ)は逆(サカ)さまには流(ナガ)れねへはのウ。御先祖が倚たがって先へ先へと出るからな」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)二)

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