水ヶ曾根村(読み)みずがそねむら

日本歴史地名大系 「水ヶ曾根村」の解説

水ヶ曾根村
みずがそねむら

[現在地名]水原町水ヶ曾根

阿賀野川の自然堤防上に開けた村で、北は小島こじま(現京ヶ瀬村)、東は福岡ふくおか村。万治二年(一六五九)の下条組水ヶ曾根村本田新田検地(水原博物館蔵)に本田高九〇石八合、畑反別一六町三反余(上畑四町余・中畑七町余・下畑四町余・屋敷三反余)とあり、耕地のすべてが畑地であった。貞享元年(一六八四)の荒地改で村高は減少し(「水ヶ曾根村本田子川欠年敷永引改帳」同館蔵)、同年の村上藩領分郷村高辻帳に高七四石八斗余とある。新畑の開発も盛んで、天和二年(一六八二)に六反余、元文五年(一七四〇)に三町余、延享四年(一七四七)に六反余、明和三年(一七六六)に一町余の検地を受ける(「水ヶ曾根村戊明新畑検地帳」同館蔵など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android