水仙粽

デジタル大辞泉プラス 「水仙粽」の解説

水仙粽

京都市左京区にある和菓子店、御ちまき司(し)川端道喜(どうき)が製造・販売する和菓子。極上吉野葛を用いた葛餅を笹で包んだ白い粽。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「水仙粽」の解説

すいせんちまき【水仙粽】

くずちまき。京都の和菓子店「川端道喜」のものが知られる。⇒くずちまき

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世界大百科事典(旧版)内の水仙粽の言及

【ちまき(粽)】より

…朝比奈ちまきは,中国では6世紀の《斉民要術》,日本では《和名抄》が記載した製法をそのまま伝えたもので,いまでも〈あくまき〉の名で鹿児島地方で行われている。また,《古今名物御前菓子図式》(1761)には,葛(くず)ちまき,小倉ちまきなどの記載があり,これらは葛,ようかん,ういろうを材料とした水仙ちまき(葛ちまき),ようかんちまき,ういろうちまきなどとして現在でも端午の節句が近づくと菓子屋の店頭で見ることができる。ところで,日本語のちまきは飯や餅をチガヤなどの葉で巻き込んだための名であり,漢字を使うようになったとき,これに〈粽〉の字をあてたものである。…

※「水仙粽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」