新撰 芸能人物事典 明治~平成 「水原まゆみ」の解説
水原 まゆみ
ミズハラ マユミ
- 職業
- ダンサー
- 本名
- 井上 悠子
- 出生地
- 東京都 墨田区向島
- 経歴
- 高校卒業後、染め物の研究のために米国に遊学するが、弟や妹の生活費を稼ぐため21歳のとき銀座のナイトクラブで踊り子となり、小説家三浦哲郎の短編集「夕雨子」のモデルとしても知られ、東京・六本木でスナック・夕雨子を経営する傍ら、昭和46年から日劇ミュージックホールの舞台に立ち、古風な女学生のような憂い顔で一躍人気ダンサーに。53年劇作家・岡部耕大の「鬼女物語」を大道芸にして米国横断巡業を行い、話題となった。また劇場に出かける前の1時間を執筆時間にあて、55年エッセイ「こんな男と暮してみたい」を刊行。シングルマザーとして子育てを行いながら放送作家としても活躍し、テレビドラマ「ソルティ・ドッグ」「キス・イン・ザ・ダーク」などを手がけた。自伝に「男たちへの花束」がある。
- 没年月日
- 平成15年 8月16日 (2003年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報