水筵(読み)みなむしろ

精選版 日本国語大辞典 「水筵」の意味・読み・例文・類語

み‐な‐むしろ【水筵】

〘名〙 (「な」は「の」の意) 語義未詳。一説に、水底に、筵を敷いたようにある石。あるいは、水面の意か。
散木奇歌集(1128頃)秋「こ隠れて浪の織りしく谷河のみなむしろにも月はすみけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android