水籠り(読み)みこもり

精選版 日本国語大辞典 「水籠り」の意味・読み・例文・類語

み‐こもり【水籠・水隠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 川や沼などの水中に隠れること。みがくれ。
    1. [初出の実例]「水隠(みこもり)に息づき余り早川の瀬には立つとも人に言はめやも」(出典万葉集(8C後)七・一三八四)
  3. 人知れず深く思うこと。胸に秘めて語らないこと。恋心などを秘し隠すこと。
    1. [初出の実例]「みこもりに一日もおちず思へども人忘れけり住吉の松」(出典:国基集(1102頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む