精選版 日本国語大辞典 「水精」の意味・読み・例文・類語
すい‐せい【水精】
- 〘 名詞 〙
- ① 水の精。月をいう。
- [初出の実例]「水精か玉欄干によるの月〈義堯〉」(出典:俳諧・俳諧三部抄(1677)上)
- [その他の文献]〔春秋元命苞〕
- ② ⇒すいしょう(水晶)
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…水晶は石英の俗称で,狭義には結晶の外形が見える無色透明な石英をさす。古くは中国や日本で水精とも書いた。ギリシア時代には水晶はもと氷であったと考え,同じ言葉(クリュスタロスkrystallos)で呼んだ。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」