水素ステーション(読み)スイソステーション

共同通信ニュース用語解説 「水素ステーション」の解説

水素ステーション

水素を燃料として走行する燃料電池車に、水素を供給するための施設。設置費用は約5億円で、ガソリンスタンドの5倍程度とコストが高い。安倍政権は燃料電池車の普及にはインフラ整備が不可欠とみて、設置基準の規制緩和などに力を入れている。費用が通常の半分程度で済む、移動式ステーションを活用する動きも出ている。

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知恵蔵 「水素ステーション」の解説

水素ステーション

燃料電池車に水素を供給するための施設。水素を輸送して貯蔵するオフサイト型と、都市ガスを改質して、水素をその場で製造するオンサイト型があり、水素製造装置(オンサイト型の場合)、貯蔵タンク、圧縮装置、注入装置から構成される。

(飯田哲也 環境エネルギー政策研究所所長 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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