水茶(読み)みずちゃ

精選版 日本国語大辞典 「水茶」の意味・読み・例文・類語

みず‐ちゃみづ‥【水茶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 冷やした茶。
    1. [初出の実例]「飯室律師好飯申様〈略〉したしきうときあつまりて、水茶あはがゆみゃうがのね、つぎしぼりつつのませよと」(出典:酒食論(1576))
  3. 藍色を帯びた水色。銀のさびたような色。
    1. [初出の実例]「今一人はかほ丸く色白くして、みつちゃ、是といふ字を紋所せり」(出典:浮世草子・好色三代男(1686)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android