水飩(読み)すいとん

精選版 日本国語大辞典 「水飩」の意味・読み・例文・類語

すい‐とん【水飩】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 精製したところてんをいう。主として京阪地方でいった。〔書言字考節用集(1717)〕
    1. [初出の実例]「京坂心太を晒したるを水飩と号く〈略〉煑之を水飩と云、江戸は乾物煑物ともに寒天と云」(出典:随筆・守貞漫稿(1837‐53)五)
  3. すいとん(水団)料理物語(1643)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android