氷は水より出でて水より寒し(読み)こおりはみずよりいでてみずよりさむし

精選版 日本国語大辞典 の解説

こおり【氷】 は 水(みず)より出(い)でて水(みず)より寒(さむ)

  1. 元のものよりも程度がまさること。弟子が師よりもまさることのたとえ。青は藍(あい)より出でて藍より青し。
    1. [初出の実例]「それ氷は水より出でて水よりも寒く、青きこと藍より出でて藍より深し、もとの憂き身の報ひならば、今の苦しみ去りもせで」(出典:謡曲・檜垣(1430頃))
    2. [その他の文献]〔荀子‐勧学〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android