氷蓄熱(読み)こおりちくねつ(その他表記)ice thermal storage

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「氷蓄熱」の意味・わかりやすい解説

氷蓄熱
こおりちくねつ
ice thermal storage

ビルなどの業務施設の冷房に要する冷熱を氷としてたくわえる方法。冷房需要の増大に伴い夏季昼間における電力ピーク先鋭化してきたため,廉価な深夜電力を用いてヒートポンプを動かし,夜間に氷を生成・貯蔵し,昼間に冷熱を放出する。氷蓄熱の蓄熱能力は水蓄熱の約 12倍,蓄熱スペースも1/3から1/9に縮小できるため,過密都市の新築ビルで採用件数がふえている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む