精選版 日本国語大辞典 「冷熱」の意味・読み・例文・類語 れい‐ねつ【冷熱】 〘 名詞 〙① つめたいことと熱いこと。[初出の実例]「故に風は、空気の冷熱均しからざるより、生ずるものと知るべし」(出典:小学読本(1873)〈田中義廉〉四)[その他の文献]〔大日経疏‐一二〕② 感情などがさめることと熱くなること。[初出の実例]「皆伯と親善にして交情の冷熱なきを述べ」(出典:東京日日新聞‐明治二九年(1896)一一月一三日)③ 物事の衰えていることと盛んであること。盛衰。[初出の実例]「市街の習俗、士女の情態、繁瘠冷熱を紛紛擾擾中に観るに於ては」(出典:都繁昌記(1837)序)[その他の文献]〔白居易‐再授賓客分司詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例