永代寺門前東仲町(読み)えいたいじもんぜんひがしなかちよう

日本歴史地名大系 「永代寺門前東仲町」の解説

永代寺門前東仲町
えいたいじもんぜんひがしなかちよう

[現在地名]江東区富岡とみおか一―二丁目

寛永四年(一六二七)八幡宮別当永代寺の創建とともに幕府から与えられた拝領地。八幡宮の門前から東側にかけて位置する。北はあぶら堀に面し、南は一の鳥居の通りを挟んで永代寺門前町に面する。東は三十三間堂・三拾三間堂さんじゆうさんげんどう町。深川永代寺門前東仲ふかがわえいたいじもんぜんひがしなか町とも称した。延享二年(一七四五)に寺社奉行支配から町奉行支配へと替わるまでの経緯は永代寺門前仲町に同じ。文政町方書上によれば町内総小間数は二九一間余、総坪数四千三五〇坪余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む