永楽金銀銭(読み)えいらくきんぎんせん

精選版 日本国語大辞典 「永楽金銀銭」の意味・読み・例文・類語

えいらく‐きんぎんせん【永楽金銀銭】

  1. 〘 名詞 〙 中国明朝の永楽年間に鋳造された永楽通宝銭を模して日本で天正年間(一五七三‐九二)に鋳造した金銭および銀銭秀吉家臣へ賞賜用として作らせたものといわれる。鋳物製と打刻製があり、打刻製には裏面に五三桐紋を打ったものがあり、「御紋銭」と呼ばれている。いずれも通用貨ではなく、メダル様のものである。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む