永祿(読み)えいろく

精選版 日本国語大辞典 「永祿」の意味・読み・例文・類語

えいろく【永祿】

  1. 室町時代正親町(おおぎまち)天皇の代の年号即位翌年の弘治四年(一五五八)二月二八日改元。永祿一三年(一五七〇)四月二三日元亀と改元された。将軍足利義輝(よしてる)・義栄(よしひで)義昭(よしあき)の時代。永祿一一年には織田信長が入京、天下統一の端を開いた。出典は「群書治要‐二六」に「能保世持家、永全福祿者也」とあるのによる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android