汗血(読み)カンケツ

デジタル大辞泉 「汗血」の意味・読み・例文・類語

かん‐けつ【汗血】

汗と血。また、血のような汗を流すこと。非常に苦労することのたとえ。
汗血の馬」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「汗血」の意味・読み・例文・類語

かん‐けつ【汗血】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あせと血。また、血のような汗をだすこと。非常に苦労することのたとえ。
    1. [初出の実例]「芥塵天を掠(かす)め、汗血(カンケツ)地を糢糊(もご)す」(出典太平記(14C後)一〇)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐崔駰伝〕
  3. ( 駿馬が走る時、血のような汗を流すとされるところから ) 駿馬のこと。→汗血の馬。〔漢書‐西域伝上・大宛国〕

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普及版 字通 「汗血」の読み・字形・画数・意味

【汗血】かんけつ

はげしく働く。〔漢書、西域上、大宛国伝〕宛の別邑七十餘。善馬多し。馬、血を汗す。

字通「汗」の項目を見る

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