デジタル大辞泉プラス 「江包・大西の御綱」の解説 江包・大西の御綱 奈良県桜井市の江包(えっつみ)・大西の両地区に伝わる民俗行事。両地区で2月初旬に新藁を持ち寄って、江包の春日神社で男綱を、大西の市杵島神社で女綱をつくり、素盞嗚神社で二つを合体させて吊るし、手打ち式を行う。豊作や子孫繁栄を願う神事で、当地では「お綱はんの結婚式」「お綱かけ」などともいう。2012年、国の重要無形民俗文化財に指定。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報