江南画(読み)こうなんが(その他表記)Jiang-nan-hua

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「江南画」の意味・わかりやすい解説

江南画
こうなんが
Jiang-nan-hua

中国,北宋末の文人画家米 芾 (べいふつ) ,南宋の絵画史家 鄧椿らが取上げた絵画作品の名称。米 芾は単に董源系の山水画のみを意味せず,「江南気象」を示す江南地方で生れた作品をさし,その伝統は六朝の顧 愷之 (こがいし) 以来とし,粗放な筆描,飛白草書筆法を取入れた江南の作品を江南画と呼んだ。他方,明代では主として董源系の作品を意味したが,江南を主題とした山水画を呼ぶこともあった。

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