江戸仕立(読み)えどじたて

精選版 日本国語大辞典 「江戸仕立」の意味・読み・例文・類語

えど‐じたて【江戸仕立】

〘名〙
江戸人の好む着物の仕立て方。
俗曲・粋か不粋か(1848‐1853頃か)「座りも出来ないやうな、江戸仕立のぱっちを穿(は)いて」
② 江戸で作りあげること。江戸で洗練されること。また、そのもの。
※雑俳・柳多留‐一五〇(1838‐40)「何国でも身幅の広い江戸仕立」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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