身幅(読み)ミハバ

精選版 日本国語大辞典 「身幅」の意味・読み・例文・類語

み‐はば【身幅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. からだの幅。そのもの自身の幅。
    1. [初出の実例]「入口の黄色い唐紙は急に身幅を広くして外界を遮断する役目を勤め出した」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上)
  3. 着物のみごろの横幅。
    1. [初出の実例]「コノ ハオリワ mihaba(ミハバ) ガセマイ」(出典:和英語林集成(初版)(1867))
  4. 人に対する面目。肩身。
    1. [初出の実例]「身幅(ミハバ)もせばき罪人が」(出典:浄瑠璃菅原伝授手習鑑(1746)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む