身幅(読み)ミハバ

精選版 日本国語大辞典 「身幅」の意味・読み・例文・類語

み‐はば【身幅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. からだの幅。そのもの自身の幅。
    1. [初出の実例]「入口の黄色い唐紙は急に身幅を広くして外界を遮断する役目を勤め出した」(出典:若い人(1933‐37)〈石坂洋次郎〉上)
  3. 着物のみごろの横幅。
    1. [初出の実例]「コノ ハオリワ mihaba(ミハバ) ガセマイ」(出典:和英語林集成(初版)(1867))
  4. 人に対する面目。肩身。
    1. [初出の実例]「身幅(ミハバ)もせばき罪人が」(出典:浄瑠璃菅原伝授手習鑑(1746)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android