最新 地学事典 「江戸地震」の解説
えどじしん
江戸地震
Edo earthquake
江戸に被害を与えた地震を江戸地震と通称する。1609(慶長9)年のM7.9の地震をはじめ,1859(安政6)年のM5.9の地震に至るまで総計28ほどある。実際の震源がどこだったかは不明の場合が多いが,相模湾から房総沖,東京直下,茨城県南西部,東京湾西岸などを震源とすると考えられる。このうち1855(安政2)年のM7.0の地震は,江戸市中の死者数1万人前後,町人地の家屋の倒壊1万4,000余軒などの被害を生じた直下型の地震として江戸地震の代表例。
執筆者:藤井 陽一郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

