江戸大絵図(読み)えどおおえず

日本歴史地名大系 「江戸大絵図」の解説

江戸大絵図(明暦江戸大絵図)
えどおおえず

二九〇×一九八センチ 稿本彩色 三井文庫蔵

解説 明暦三年一月一八・一九日の大火で初期市街は一変しており、以後の巨大都市構造が決定された。結果として必要になった地図とみられる。作製技術の向上も感じられる。縮尺と範囲も正保年間江戸絵図匹敵、明暦四年三月までには完成したと推定される。精度は不完全だが、線の破綻はなく、正保図・本図・万治測量図と続き、通称寛文図(新板江戸大絵図)に至る過程を示す重要な図。江戸―東京市街地図集成に収載

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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