江戸廻(読み)えどまわし

精選版 日本国語大辞典 「江戸廻」の意味・読み・例文・類語

えど‐まわし‥まはし【江戸廻】

  1. 〘 名詞 〙 大坂から船で貨物江戸へ廻送すること。また、その船。
    1. [初出の実例]「自然と大気に生れつき江戸まはしのあぶら寒中にもこほらぬ事を分別仕出し」(出典:浮世草子・世間胸算用(1692)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の江戸廻の言及

【打越荷物】より

…そこで60年(万延1)に雑穀,水油,蠟,呉服,生糸の5品に限り,江戸打越荷物を禁止するお触れが出された。これを五品(ごひん)江戸廻令と称し,幕府は上記5品の輸出に限り江戸の問屋経由とし,神奈川直送貿易を禁止した。【柚木 学】。…

※「江戸廻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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