池之森村(読み)いけのもりむら

日本歴史地名大系 「池之森村」の解説

池之森村
いけのもりむら

[現在地名]鹿沼市池ノ森

茶臼ちやうす山の東麓に位置。東は中泉なかいずみ村、南は羽生田はにゆうだ(以上現下都賀郡壬生町)、西は藤江ふじえ村。慶安郷帳に村名がみえ、田六七石余・畑六五石余、宇都宮藩領。輪王寺本は記載を欠く。寛文一〇年(一六七〇)の宇都宮領分松平下総守高邨(大野政吉文書)によれば高二三〇石余。貞享二年(一六八五)から幕府領、元禄郷帳では旗本仁木・村上の相給となっている。天保年間(一八三〇―四四)には家数二三(改革組合村)。正徳元年(一七一一)奈佐原なさはら宿の定助郷となり、勤高二一〇石(鹿沼市史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む