20世紀日本人名事典 「池原鹿之助」の解説 池原 鹿之助イケハラ シカノスケ 明治〜昭和期の実業家 大阪市助役;藤田組理事。 生年明治4年8月(1871年) 没年昭和10(1935)年1月5日 出生地愛媛県小松町 学歴〔年〕東京法学院(現・中央大学)卒 経歴苦学して高等文官試験に合格。農商務省に入り、内務省に転じて奈良県参事官となる。のち鶴原定吉の庇護を受け、明治34年定吉が大阪市長になると抜擢されて大阪市助役に就任する。菅沼達吉高級助役から厳しい訓育を受け、定吉の市長辞任と共に、37年藤田組理事に招かれる。宇治川電気、堺セルロイドなどの重役も兼任し、大阪商業会議所議員も務める。大正9年日本水道衛生工事を設立して取締役となった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「池原鹿之助」の解説 池原鹿之助 いけはら-しかのすけ 1871-1935 明治-昭和時代前期の官僚,実業家。明治4年8月生まれ。農商務省にはいり,内務省に転じて奈良県参事官となる。大阪市助役をへて藤田組理事。大正9年日本水道衛生工事を設立して取締役となった。昭和10年1月5日死去。65歳。愛媛県出身。東京法学院(現中央大)卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例