池子遺跡群(読み)いけごいせきぐん

日本歴史地名大系 「池子遺跡群」の解説

池子遺跡群
いけごいせきぐん

[現在地名]逗子市池子

遺跡は池子地区の米軍提供用地内にある。市域北東部の池子地区は昭和一二年(一九三七)旧日本海軍の弾薬庫として接収され、戦後は米軍の提供用地として使用されていた。そこに米軍家族住宅の建設が計画され、事前調査を平成元年(一九八九)から同六年まで実施、おもに弥生時代以降、近代に至るまでの遺跡が発掘された。

弥生時代の遺跡は、宮ノ台期の竪穴住居跡・掘立柱建物跡のほか旧河道跡などである。旧河道跡は幅八−一五メートル、深さ三メートルの大河川で、総延長約四〇〇メートルが発掘され、そこからは通常の高燥地の遺跡では残存しない貴重な遺物類が多量に出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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