普及版 字通 「沌」の読み・字形・画数・意味
沌
人名用漢字 7画
[字訓] あつまる・ふさがる・みだれる
[字形] 形声
声符は屯(とん)。屯にあつまる、かたまるの意がある。沌は水が集まり、にごり乱れるさまをいう。(とん)・純と通用することがある。
[訓義]
1. あつまる、水があつまる。
2. ふさがる、とどまる。
3. みだれる、にごる。
4. おろか、くらい。
5. と通じ、おろか。
6. 純と通じ、純一。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕沌 ヒタタク・ホトホト 〔字鏡集〕沌 ホト・ヒタタク・ナガル
[熟語]
沌沌▶
[下接語]
混沌・渾沌・殄沌
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報