日本歴史地名大系 「沖縄県統計書」の解説 沖縄県統計書(県統計書)おきなわけんとうけいしよ 九〇冊原本 総務省統計局統計図書館・国立国会図書館解説 一八八三年に初めて作成され、数年おいて一八九〇年から一九四〇年まで毎年作成された基本統計資料を集約し、刊行したもの。明治後期に沖縄県の諸統計、「学事年報」(明治一七―四三年)、「警察統計」(明治二四―三六年)などを統合した。数年分を欠くが、史資料の少ない沖縄県では第二次世界大戦前の時期を統計的・経年的に分析できる資料として貴重である。構成は政治(内務)・勧業(産業)・学事・警察及衛生。「沖縄県史」二〇に抄録。現在県内の各市町村史でこの統計書を利用した地域史編集、分析作業が進められている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by