デジタル大辞泉 「抄録」の意味・読み・例文・類語 しょう‐ろく〔セウ‐〕【抄録】 [名](スル)原文から必要な部分だけを書き抜くこと。抜き書き。[類語]抜き書き・抜粋・抄出・概要・概略・大要・あらまし・大筋・概括・粗筋・大意・大略・大概・大綱・概況・大枠・あらかた・輪郭・アウトライン・縮図・レジュメ・摘要・提要・梗概 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「抄録」の意味・読み・例文・類語 しょう‐ろくセウ‥【抄録・鈔録】 〘 名詞 〙 抜き書きをすること。要点を書き出すこと。また、それを書いたもの。[初出の実例]「常に気をつけて記憶をもし又抄録(シャウロク)しおくべし」(出典:授業編(1783)六)[その他の文献]〔王筠‐自序〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
図書館情報学用語辞典 第5版 「抄録」の解説 抄録 原文献(特に雑誌論文,レポート類など)の内容を特定の表現形式で原文献よりも簡潔に記述した文章およびその内容.抄録は,原論文を読むかどうかを選択するときに用いる指示抄録や,原文献を如何に「まとめるか」を重視する報知抄録など,その用途や目的により分類されることがある.抄録作成者(著者自身の場合もあるし,第三者の場合もある)は,抄録作成にあたって自分の解釈や批判を入れないというのが原則であるが,抄録は原文献とは別の表現形式を取ることから,抄録作成者による文献内容の取捨選択は避けられないものとなる.したがって,抄録を書く側および読む側の両者にとって,文献内容の取捨選択をどう考えるかが抄録を捉える上での重要なポイントとなる.[参照項目] シノプシス(2) 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報
普及版 字通 「抄録」の読み・字形・画数・意味 【抄録】しよう(せう)ろく かき写す。抜き書き。〔梁書、王伝〕子集、皆一す。未だ嘗(かつ)て人を倩(やと)ひ手を假らず。竝(み)な躬自(みづか)ら抄す。大小百餘卷なり。字通「抄」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報