抄録(読み)しょうろく(英語表記)abstract

翻訳|abstract

図書館情報学用語辞典 第5版「抄録」の解説

抄録

原文献(特に雑誌論文,レポート類など)の内容を特定の表現形式で原文献よりも簡潔に記述した文章およびその内容.抄録は,原論文を読むかどうかを選択するときに用いる指示抄録や,原文献を如何に「まとめるか」を重視する報知抄録など,その用途や目的により分類されることがある.抄録作成者(著者自身の場合もあるし,第三者の場合もある)は,抄録作成にあたって自分の解釈や批判を入れないというのが原則であるが,抄録は原文献とは別の表現形式を取ることから,抄録作成者による文献内容の取捨選択は避けられないものとなる.したがって,抄録を書く側および読む側の両者にとって,文献内容の取捨選択をどう考えるかが抄録を捉える上での重要なポイントとなる.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

デジタル大辞泉「抄録」の解説

しょう‐ろく〔セウ‐〕【抄録】

[名](スル)原文から必要な部分だけを書き抜くこと。抜き書き。
[類語]抜き書き抜粋抄出概要概略大要あらまし大筋概括粗筋大意大略大概大綱概況大枠あらかた輪郭アウトライン縮図レジュメ摘要提要梗概

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通「抄録」の解説

【抄録】しよう(せう)ろく

かき写す。抜き書き。〔梁書、王伝〕子集、皆一す。未だ嘗(かつ)て人を倩(やと)ひ手をらず。竝(み)な躬自(みづか)ら抄す。大小百餘卷なり。

字通「抄」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

法人税

法人税法 (昭和 40年法律 34号) に基づき法人の所得などについて課せられる国税。国税中所得税と並び収納額が多い。法人所得税と意味は同じである。納税義務者は,日本国内に本店または主たる事務所をもつ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android