精選版 日本国語大辞典 「沙本毘売」の意味・読み・例文・類語 さほ‐びめ【沙本毘売・狭穂姫】 記紀の所伝で、開化天皇皇女。垂仁天皇の后。謀反を企てた兄、沙本毘古(さほびこ)から天皇暗殺を命じられるが、天皇に対する情から果たさず、兄とともにたてこもる。沙本毘売親子を引き出そうとする天皇に、子だけ渡し、殺された兄に従い自殺したとされる。佐波遅比売(さわじひめ)。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例