没上(読み)ボツジョウ

デジタル大辞泉 「没上」の意味・読み・例文・類語

ぼつ‐じょう〔‐ジヤウ〕【没上】

漢字2字からなる熟語で、下の語の上の一音を省いて発音すること。例えば「河内(かわうち)」を「かわち」とするなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「没上」の意味・読み・例文・類語

ぼつ‐じょう‥ジャウ【没上】

  1. 〘 名詞 〙 もと悉曇学(しったんがく)用語から出て、漢字二字で表記する熟語の、下の語の上の一音を省いて発音すること。「仮庵(かりいお)」を「かりお」、「我家(わがいえ)」を「わがえ」、「河内(かわうち)」を「かわち」という類。
    1. [初出の実例]「没上没下の仮名 仮名の上を略したるを没上の仮名といふ」(出典:随筆・夏山雑談(1741)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む