デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「沢井注蔵」の解説 沢井注蔵 さわい-ちゅうぞう ?-? 江戸時代中期の歌舞伎作者。寛延元年(1748)藤本斗文(とぶん)を立作者(たてさくしゃ)とする江戸中村座に二枚目で登場。宝暦7年中村座の立作者となるが,1年余で降格。その後は安永3年(1774)まで時代物,世話物で市村座,森田座につとめた。俳名は注象。作品に「女武者帰陣屋嶋(おんなむしゃきじんむしゃ)」「木毎花相生鉢木(きごとのはなあいおいはちのき)」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例